日曜夕方の国民的人気番組と言えば、日テレの「笑点」。しかし、5月25日放送分で「好楽&三平卒業!?」と流れたタイトルを巡って、内外が大荒れ。

後に演出のためのガセネタだったと解っても、実はメンバー内で不協和音が表面化。当の二代目林家三平は、本当に「笑点」降板を公言するまでに。「笑点」が本当に「昇天(放送終了)」の可能性に言及する関係者も・・・。

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「なぜオレが卒業なんだ!」ブチ切れまくる三平

引用:https://www.sankei.com/premium/news/180617/prm1806…

「何で俺が卒業ってタイトルにするんだ!」

先月都内某所で行われた笑点5月25日分収録の楽屋で、大喜利メンバーの二代目林家三平(本名:海老名泰助・48)は関係者に噛み付き、一時騒然となった。

「昭和の爆笑王」初代林家三平(故人)の次男として生まれ、林家こん平門下の弟子として、真打で活躍する二代目林家三平(以下「二代目三平」と略)。

2016年5月26日放送分から、三顧の礼を以て「笑点」に迎えられた落語界きってのサラブレッドである。

父を記念する「ねぎし三平堂」の館長を務め、古くから多くのタニマチとスポンサーを持ち、当時人気に陰りが出ていた笑点の関係者は「向こう10年は安泰だ」と胸をなでおろしたと言う。

ところが・・・

昨年秋から日テレ視聴者窓口にに「林家三平の回答がつまらなさすぎる」「三平さん勉強のため一度降板させたら?」等と言った苦情まがいの意見が殺到していると言う。

特に今年に入ってからは、数多くの「まとめサイト」等で、二代目三平がネタの面白さの度合いを示す座布団を一枚も貰えない「三平0枚フィニッシュ」が話題となり、身内ばかりのネタ話に、隣に座る林家木久扇(81)から「30点」と厳しい叱責を受ける一幕まであった。

その渦中の三平がいま最も聞きたくない「卒業」のテロップ・・・一体「笑点」に何が起きているのか?。

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図らずも露呈してしまった落語界の「呉越同舟」

引用:https://chirimencho.net/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B…

「この一件は、図らずも落語界の『呉越同舟』状態を露呈してしまいましたね。」と語るのは、「江頭2:50が復帰絶望」のスクープを提供してくれた在阪芸能ライターで、東西お笑い界・演芸界の情報通であるB氏。

「三平さんの話は、起こるべくして起きたと言っても過言ではありません。何せ今「笑点」の楽屋裏は、日テレの制作サイドを巻き込んでのドロドロ状態ですから。」と語りながら、B氏は真相を語ってくれた。

【東京側の噺家たちは、主に「落語協会」「落語芸術協会」「圓楽一門会」「落語立川流」の4派いずれかに所属しています。

最古は「落語協会」、吉本興業が関西噺家の東京進出の際の橋頭保として築いたのが「落語芸術協会」でした。

ところが1978(昭和53)年に「落語協会」に分裂争度が起き、そこから飛び出した五代目圓楽師匠(故人)が中心となって出来たのが「圓楽一門会」

その後1983(昭和58)年のいわゆる「真打昇進試験事件」を契機に立川談志ら一派が落語協会から飛び出したのが「落語立川流」です。

一般には「落語協会」「落語芸術協会」vs「圓楽一門会」「落語立川流」と呼ばれていますが、4派とも非常に仲が悪い事で有名で、何かにつけて互いに足を引っ張り合っています。

二代目三平の「笑点」出演も、そうした事の延長線上での出来事だと言われています。

現在の「笑点」出演メンバーは、落語協会=林家木久扇・たい平・三平落語芸術協会=春風亭昇太・三遊亭小遊三圓楽一門会=三遊亭圓楽(六代目)三遊亭好楽、の構成となっていますが、昨年亡くなった桂歌丸師匠(享年81)は落語芸術協会だったので、以前は落語芸術協会(以下「芸術協会」と略)が「笑点」での最大勢力でした。

「芸術協会」は、東京の落語界ではどちらかと言えば中立的立場を取り、落語協会だけでなく圓楽一門会や落語立川流とも親交があったので、「芸術協会」派が「笑点」で最大派閥であることは、落語協会派と圓楽一門会派との対立を抑えて来たのです。

ところが、昨年「笑点」の司会が「協会」派の故歌丸師匠から同じ「芸術協会」派の春風亭昇太師匠(58)へ移った事と、その昇太師匠の後釜が二代目三平になる事を巡って「落語協会」派と「圓楽一門会」派の間で騒動が起きたのです。

元々故歌丸師匠は、次の「笑点」の司会者を六代目圓楽師匠へ譲る考えだったと言われます。

故歌丸師匠と、先代の司会を務めた圓楽師匠(故五代目圓楽)とは親交が深く、当時楽太郎だった六代目圓楽師匠の人心把握力を認め、日テレ制作サイドに密かに「歌丸の次の司会は六代目圓楽師匠で内定」と伝えます。

ところが、この情報が故歌丸師匠と竹馬の友である落語協会取締役・林家木久扇師匠を通じて落語協会に入り、六代目圓楽師匠の司会就任阻止を目指し、手段を択ばず行動に出ます。

その最中、二代目三平は日テレ24時間テレビのチャリティマラソン・ランナーとして出演する機会を得ます。

ネット上では出演の理由を巡って、妻で元テレ朝アナウンサーの国分佐智子が、芸能界の裏から手を廻しただの諸説流布していますが、最大の理由は、二代目三平の兄であり落語協会の副会長を務める九代目林家正蔵師匠(本名:海老名泰孝(林家こぶ平)・56)の意向が最大限に日テレに働いたからだと言われます。

「落語界のラスボス」の意向を無視など日テレには出来ない訳で、後に「笑点」の新メンバーとして二代目三平が加われるよう、九代目正蔵師匠が橋頭保を築いたからだとも言われます

当然、日テレと落語協会の忖度に、六代目圓楽師匠が面白い訳がありません。

そこで、同じ圓楽一門会の好楽師匠と共に、収録をドタキャンする「クーデター」を計画します。

ところが、CIA並みの情報収集力をもつ日テレ関係者に察知され、圓楽一門を潰すため六代目圓楽師匠の不倫騒動をでっちあげられ、計画は失敗に終わります。

こうした流れを受け、「笑点」の権力構造は落語協会中心で進むと見られた・・・のですが。】

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視聴者と落語界抗争に板挟みとなった日テレの行方

引用:https://news.infoseek.co.jp/article/sirabee_201612…

初出演から三年近く経ち、二代目三平の評判は下降線を描くばかりだ。

上記は、出演から一年経った2016年12月の楽天インフォシークニュース記事で、調査サイト「しらべぇ」が全国20~60代の1118人を対象に行った「二代目三平の『笑点での回答』が面白いか否か」を示したものだ。

一般にこうした調査で、噺家やお笑い芸人の「面白くない=降板対象者」となるデッドラインは、面白くないと回答される世代平均が20%だと言われ、二代目三平は正に「降板対象者」と呼んでもおかしくない。

B氏は、この点で次のような話を持って来てくれている。

【2019年に入って「三平が面白くないから早く辞めさせて」「一体何時になったら(三平が)辞めるの」といった日テレ視聴者窓口の電話やネット書き込みが相次ぎ、さすがにたまらなくなった日テレ制作サイドが、GW前に落語協会の幹部や担当放送作家と会合を開いています。

そこに出席したとされる九代目正蔵師匠は、二代目三平に対して苦言を呈すと約束されたそうですが、担当の放送作家から「本人に反省を促す観点から、一度『どっきりカメラ』的に『三平卒業』と流して、視聴者のガス抜きをやる必要があるのでは?」と言う提案があり、すったもんだの末、九代目正蔵師匠が渋々認めたそうです。

そうして5月25日放送分の収録で、このネタは実行されました。

当然二代目三平は激怒しますが、後で事の真相を知られ、加えて兄の九代目正蔵師匠からお灸を据えられた二代目三平は、事の重大さに意気消沈としたそうです。

とは言え、「落語界のサラブレッド」と呼び、三顧の礼を以て「笑点」に招聘した日テレと二代目三平との信頼関係は、これで崩れ去った訳で、今後の問題は「この一件の落し前をどうつけるか・・・三平卒業への花道づくり」です。

笑点・・・じゃなかった焦点は、二代目三平の卒業へどう道筋をつけるかですが、それにはもう一つ関門があります。

それは司会を春風亭昇太師匠から誰に引き継ぐか?と言う話です。

一見健康そうに見える昇太師匠ですが、実は国指定の難病を患っており、それ故結婚出来ない状況です。

昇太師匠が司会者となって4年経ちますが、日テレ制作サイドは『5年持って御の字・10年持ってくれば万々歳』と言う声が聞かれていました。

実は日テレ側の腹積もりとして、二代目三平が「笑点」で人気が上がれば、そのまま二代目三平を昇太師匠の後釜として、司会に据えようとした考えもあったそうです。

その背景に、番組制作に関して何かとチャチャを入れる六代目圓楽師匠を亡き者にしようという考えがあったようです。

しかし二代目三平がコケて、その計画も風前の灯火です。

日テレサイドには『もう半世紀以上やって来たのだから「笑点」を「昇天(放送終了)」させても良いんじゃないか。』とする考え方もありますが、日曜に視聴率10%を取れるお化け番組を「昇天」させられるほど、日テレに余裕はありません。

視聴者と落語界の抗争に板挟みとなった日テレがブチ切れて、「笑点」を「昇天」させてしまえば、逆に日テレの経営悪化と言うガセネタを飛び交わせてしまうこと必至です。】

事態収拾へ立川流から「笑点」メンバー招集も視野

引用:http://rickey.hatenablog.com/entry/2015/09/04/1838…

B氏の話は続く。

そうした中、初代「笑点」の司会を務めた故立川談志師匠が創始者の落語立川流から、司会者or回答者を招集しようとする動きが始まっています

故談志師匠は、1966~1969年まで初代「笑点」の司会を務めました。

しかしその後、番組の編集方針を巡って日テレと大ゲンカして司会を降板、以来故談志一派の関係者に関しては、前座出演を除き原則「笑点」への禁足令が出されます。

ところが二代目三平の一件で後釜を探さねばならない状況下、落語協会・芸術協会・圓楽一門会との力関係を考えたとき、圓楽一門会の影響力を排除したい日テレ側の意向からは四の五の言ってる場合ではなく、「毒を以て毒を制す」との観点から落語立川流(以下立川流と略)から司会or回答者の起用案が浮上して来ているのです。

現時点で日テレ関係者から得た情報によると、最有力とされるのが、立川流理事でもある立川志の輔師匠(65)

落語協会など3派何れからも人望の厚さで支持が多く、古典落語からバラエティー出演まで幅広くこなす志の輔師匠なら、舌の肥えた「笑点」視聴者を十分納得させられるだけの実力を持ち合わせていると言う思惑からです。

今一人は、TBS昼ワイド「ひるおび」でコメンテーターを務める立川志らく師匠(55)

「最も故談志師匠のスタイルを受け継ぐ噺家」と言われ、歯に衣を着せぬ爆弾発言をすることで有名な方です。

それだけに六代目圓楽師匠とも気が合うとも見られ、仮に六代目圓楽師匠が司会に昇進したとしても、好敵手として丁々発止やってくれる方として期待されていると見られます。

先程も言った春風亭昇太師匠の司会降板で注目される「笑点」次期司会者ですが、最有力は立川流の二人(志の輔・志らく)なのですが、二人とも固辞した場合、日テレサイドの意向とは異なりますが六代目圓楽師匠の公算が大です。

立川流の何れかが司会者となれば、二代目三平降板後の回答者は芸術協会から選ばれると言われており、最有力候補に桂米助(ヨネスケ)師匠(71)の名が挙がっているそうです

一方立川流二人の何れかが回答者に回り、六代目圓楽師匠が司会者になった場合、圓楽一門会の会長を務める三遊亭好楽師匠(72)が以前より「会長職に専念したい」と卒業の意向があり、息子の三遊亭王楽師匠(41)が継承する事で圓楽一門会は内諾しているそうです。

故五代目圓楽師匠の最終兵器と呼ばれた王楽師匠の、切れ味さえる大喜利の回答が楽しみな所です。

一方、日テレ制作サイドとして「笑点」回答者としては異例の関西噺家の回答者起用の意向もあるそうです。

従来の東側4団体の枠を超え、「噺家の可能性を広く全国に問いたい」とする日テレ関係者の意向を汲んだ考えとも言われます。

この話が現実化した場合、最も最有力候補とされるのが「世界のナベアツ」こと桂三度師匠(49)と日テレ年末番組「絶対笑ってはいけないシリーズ」出演者の月亭方正(山崎邦正・51)

元三枝・・・今の六代目桂文枝師匠の一門に、人気芸人&放送作家の地位を投げ売って入門した三度師匠は、僅か7年でNHK落語大賞を受賞するほどの実力者

一方、月亭方正は大学の修士課程に進む(後に中退)程の秀才で「月亭一門の最終兵器」の呼び声が高い程、ネタの切れ味には定評があるそうです。

あくまで希望的観測は入っていますが、関西落語界は東側と比べて実力は上だと言われ、その中でも中堅No1と言われる三度師匠や方正が出てくれば、「笑点」活性化に繋がるとの期待があります。】

まとめ

引用:http://www.ntv.co.jp/sho-ten/

B氏は最後に、今後の「笑点」問題の行方を総括してくれた。

今の「笑点」の状況を改善するためには、2~3年中に昇太師匠と二代目三平の卒業を考えねばなりません。

そうした段階で、視聴者から「なるほど、これなりゃ止むを得ない」と納得させられるだけの陣容を用意せねばなりません。

恐らく直近では二代目三平の出番は続くでしょうか、これ以上視聴者からのクレームが殺到する様なら、病気療養と伏せて事実上の卒業とさせ、志の輔師匠や三度師匠がピンチヒッターに入る場合もあり得るでしょう。

いずれにせよ、今回の二代目三平騒動が落語協会に与えたダメージは計り知れず、今後の落語界の在り方に一石を投じたと言われても過言ではありません。